絆〜私と彼の最後の思い〜 第2話「表世界、裏世界」

第2話スタート!!
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?「今日からか・・・」
僕はあんまり行く気が無い。
?「・・・でも行かなきゃ・・・!」
そう僕は思い、ある場所に行った。
?「・・・裏世界への扉・・・!」
そう言い僕は試験を受けた

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この世界は2つに分けられる。
表世界と裏世界だ、両方は同じ土地面積だ
表世界は普通の世界、かつて地球に人間が住んでいた時と同じ様なものだ
しかし、裏世界は全然違う
そこは忘れ去られた町みたいだ、木もなかなか生えていない
そんな世界に行く理由、大体の場合は金稼ぎというやつだ
人間をポケモンみたいにし、バトルして勝つとポイントが貰える
ポイントを失うと死だ
・・・でも僕はそんなことをしに来たんじゃない・・・
そんなルールを無くし、人間をカードから解放する
人を差別するようなことをやめさせる
そう、覚悟を決めてここに来たのだ・・・

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試験を受けた次の日、もう一度そこへ行った
そこには結果が貼ってあった
10人ほど合格者が載っており、僕の名があった
僕は自分の番号を持って受付に行った
そこには人が立っていた
受付の人「じゃあ、注意してね!ポイントを今持っている以上無いと出られないからね〜!」
?「了解です」
受付の人「あと・・・」
そう言って僕にくれたものは
ゲットカードとバッグとサーチャーだった
受付の人「使い方は分かってるよね?」
?「ええ、まあ・・・」
受付の人「・・・最後に」
そう言いある人を指さした
受付の人「ゲットカードでゲットして裏世界に行ってね!」
?「・・・・・・・・分かりました」
正直、したくなかったがするしか無い、僕は歩いた
?「・・・とりあえず、名前は・・・?」
未来「・・・あ、私は未来、本田未来と言います!君は・・・?」
海斗「あ・・・僕は天原海斗、よろしく!」
未来「うん!よろしく!」
海斗「・・・君はなんで捕まることを選んだんだ?」
一番聞きたかったことを訊いた
未来「・・・守って欲しかったから・・・私、両親がいなくて・・・」
海斗「あ・・・なんかごめん・・・」
未来「ううん、いいよ!別に!」
そして、覚悟を決め彼女をカードの中に入れてしまった
その後、僕は彼女を出した
海斗「一緒に付いて来てくれてありがとう」
未来「私、海斗のために頑張るね!」
今は裏世界に行く理由は言わなかった
彼女に危害を加えたくなかったからだ
・・・きっと加えてしまうのだろうが



目の前には門がある
僕らは歩み、門をくぐって裏世界へ入ったのだった・・・
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to be continued